イエティ航空691便が、ネパールの観光都市ポカラの新空港にアプローチを開始する。乗客の1人が着陸までをライブ配信していたその時、機体は失速し渓谷に墜落した。残骸の検証によりプロペラのブレードがフェザー状態になっていて、推力が得られていなかったことが判明した。調査官たちがコックピットボイスレコーダーを聞くと、後輩パイロットへの指導に気を取られたベテランパイロットの致命的ともいえるミスが発覚した。
悪天候の中、イスラマバードに着陸するはずのエアブルー202便が空港を通り過ぎ、ヒマラヤ山脈を成す丘陵に激突する。乗員乗客152名全員が死亡、パキスタンで最悪の航空機事故となった。調査の結果、機体に異常は見つからなかったが、コックピットでは警報が鳴り、パイロットは丘陵から離れるべく操縦していたことが判明する。それに加えて明らかになったのは機長の勝手な判断と操作ミス、副操縦士に対する横暴な態度だった。
アルジェリア航空6289便が離陸直後に墜落、乗員乗客103名のうち生存者は1名だった。NTSBが調査を支援し、以前からあった疲労亀裂から左エンジンが故障に至ったことが判明する。エンジン1基が故障しても、パイロットが協力すれば回復可能なはず。それができなかったのはなぜなのか。実はコックピットでは、好戦的な機長とアルジェリア初の女性民間パイロットである副操縦士との間で問題が起き、連携不足に陥っていた。
ニュージーランドの地域航空、イーグル航空の2300便がランディングギアを展開できなくなった。原因を究明できないまま胴体着陸を試みるが、パイロットは見事に機体を滑走路中央で止めてみせた。故障の原因を探ったところ、アクチュエーターから油圧作動油が漏れていたことが判明する。部品に生じた亀裂は、設計上のミスがあったと同時に航空メーカーと部品メーカーのコミュニケーション上の問題点も浮き彫りにした。
ニュルンベルク・フルクディンスト108便はドイツのデュッセルドルフ空港への着陸を試みる途中で制御不能になり空中分解、乗員乗客全員が死亡した。調査官たちは広大な墜落現場からすべての残骸を回収して機体を復元、落雷の痕跡を発見する。調査を進めると、機体を直撃した雷の強大なエネルギーが機内の電気系統にまで入ったために停電した証拠が見つかった。コックピットは暗闇に包まれ、重要な計器が停止していたのだ。
夜間の騒音対策で着陸制限が迫る中、チャーター便のガルフストリームIII型機がコロラド州アスペンへ向かっていた。吹雪で視界不良にもかかわらず着陸を強行して墜落、乗員乗客18名が即死。調査により、進入中に最低高度を大幅に下回っていた事実が発覚した。パイロットの経歴に問題はないものの、離陸が遅れた経緯を検証すると、無謀な着陸の理由が見えてきた。それは乗客の圧力に屈して安全より顧客満足を優先したのだった。
アエロペルー603便が離陸した直後、パイロットたちは計器の示す誤った数字と矛盾する警報の数々に混乱する。高度も速度も分からなくなったボーイング757は太平洋に墜落した。回収された残骸から、整備中に静圧孔に貼られたテープがはがされないまま離陸したことが計器の異常の原因だったことが判明する。またコックピットボイスレコーダーからパイロットたちが正常に動かない計器と誤警報に対応できなかったことが分かった。
ノルウェーのヴァール島から離陸したヴィデロー航空839便のパイロットは奇妙な音を聞き、機体を水平に保てなくなる。そして海に墜落し、乗員乗客全員が死亡。安全な離着陸のために設置された風速計は撤去されていて、強風が昇降舵に損傷を与えていた。更にパイロットには乗客を目的地に届けなければという強いプレッシャーが。そして何よりもこの事故の原因として、強風の吹く立地にわざわざ空港を建設したことが問題視される。
ノルウェーのヴァール島から離陸したヴィデロー航空839便のパイロットは奇妙な音を聞き、機体を水平に保てなくなる。そして海に墜落し、乗員乗客全員が死亡。安全な離着陸のために設置された風速計は撤去されていて、強風が昇降舵に損傷を与えていた。更にパイロットには乗客を目的地に届けなければという強いプレッシャーが。そして何よりもこの事故の原因として、強風の吹く立地にわざわざ空港を建設したことが問題視される。
貨物を積んで中国の上海虹橋国際空港からソウルへ向かう大韓航空6316便は、離陸直後から許可されたルートに乗ることができずにいた。そして数分後、上海の住宅エリアに墜落し、乗員3名と住民5名の命を奪った。中国、韓国、アメリカの調査官が共同で調査に当たるが、テロや機械の故障の可能性は早い段階で除外された。シミュレーターで機体の急降下を再現し、データと照らし合わせた時、驚くべき事実を突き止めることになる。